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メルセデス・ベンツ W140の話

今日用事があって車で墨田区を走っていたら対向車からW140のメルセデスが走ってきた。

街中でこの車を見かけると本当にエレガントで、本当に異質なのがわかる。

残念ながらお互い走行中にすれ違っただけなので、グレードまでは確認できなかったが、おそらくホイールとバンパーの形状から前期型だと思う。

W140メルセデスには大きく分けて「前期」「中期」「後期」「後期最終」とあるが、実は一番装備がリッチなのは「前期」なのである。

なぜそんなに詳しいのかというと、かつて自分が乗っていたからだ。

上野が乗っていたのは「後期」のS500ロング。(上の写真)

でも本当は「前期」の600SELが欲しかったが、もう当時でさえタマが無かったのだ。

それでも懲りずに探していた時に、極上のS500ロング、フルオリジナルが見つかったので買ってしまったのである。

しかしこの個体に乗っている時期でさえ、ずっと前期の600SELを探していたくらいだ。

そんなに何が違うのかというと、色々あるが、実は同じ600のM120ユニットを比較しても「前期」「中期」「後期」「後期最終」の中で一番パワフルなのは「前期」の600SELである。

そこから「後期」に向かって排ガス規制の問題でどんどん馬力が下がっていった。

ガソリンタンクも100リットルから90リットルになっている。

小さくなった理由は燃費が向上したということらしいが、それでも燃費の悪い車なので、やはり燃料タンクは多い方が安心である。

トランクの両角についている電動格納式コーナリングポールの廃止。(バックギアに入れると生えてくる)

たぶんこれは途中からソナーが付いたからだが、私はソナーが嫌いだ。

あとは細かいことだが、ドアの取手の上部が開いて物入れになっているギミックが無くなっている。

さらにはルームミラーは電動では無くなっている。

ルームミラーなんて手が届くのだから電動である必要なんてないでしょ!と思ったでしょう?

ふふふ。

それが違うのです。

この頃のベンツはドアに1、2、3、というボタンが3つあり、3名分までシートポジションが記憶できるようになっているが、実は記憶されるのはシートポジションだけではなく、ミラーやハンドルの位置まで記憶できるのだ。

そこでルームミラーが電動でなくなると、シート、ハンドル、サイドミラーがバチっと合うのにルームミラーだけが合わないのである。

誠に残念である。

だからどうしても「前期」型600SELが欲しい。(上の写真)

「最善か無か」で作られた最後の過剰品質メルセデス。

過剰品質すぎて実は壊れまくるカワイイやつ。

S500に2年半くらい乗っていたが、たった2年半の間にパワーウインドウは2回も壊れた。

しかしそれでもこの車のマジックカーペットライドは今だに私の体が覚えているし、独特のエレガントさと風格は全く色褪せることがない。

今でもいつか手に入れるぞと密かに思っている。

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